文具好き事務屋ブログ【assamgt’s fountain pen blog】

文具(主に万年筆)と日常の雑記ブログです。

プラチナ万年筆好きが思う#3776センチュリー河口とフェイスブックのありかた

f:id:assamgt:20160620212906j:plain

こんばんは。

 皆さんお久しぶりです。

巷では、#3776センチュリー河口の話題が出ております。。。

プラチナ万年筆好きにとっては一番ドキドキする季節です。

今回の投稿は、色々な方面から批判や苦情が来るかと思いますがあえてアップします。

(削除要請等があった場合は、削除する可能性もあります。)

 

では、本題に入ります。

先ず、5月の末から7月1日発売#3776センチュリー河口のアナウンスがフェイスブックにアップされました。その後、小出しに情報が出され、全容がつい先日やっと明らかになりました。

 

 フェイスブックでは6/20【21:00】現在、5/28の投稿に218件のいいね!で6/2に233件のいいね!(ここまでは良かったのですが・・・)

6/6の221件のいいね!、以降は着実にいいね!の件数を減らしています。(原因は、後述します。)

そして、遂に6/8の投稿【8:44】に181件のいいね!で同日9:00の投稿に109件のいいね!に低下しております。

 

 コメントは、6/2に9件、6/6に6件6/8の8:44に投稿された記事に3件と徐々に減っており、9:00の投稿には0件となっております。

これは、どういうことかと言いますと6/6に投稿された記事のコメントの中に河口に関する苦言を呈するコメントが書かれ、そのコメントに対するプラチナ万年筆フェイスブック担当者の対応が発端かと思われます。

このコメント以前と以後では、いいね!の数が徐々に減っておりますし、一企業としてコメントに対してのレスの有り無しはあってはならないかと思います。

 

 私も同様に河口に中軟が無いことと昨年発売された山中より値段が5,000円高いことに少々疑問を持っておりますし、私だったら精進の淡いブルー軸に透明漆を塗ってペン先は、他のセロジウム処理センチュリーと共用でEF、F、SF、M、Bの5種類で30,000円で発売するのに。。。

(漆の手触りを味わってしまえば漆軸にはまる可能性もありますし、最後で値段も最高にしたいのならもうちょっと捻って貰いたかった・・・)

 

以上、感情の赴くままに書き乱れておりますが、大好きプラチナ万年筆への苦言でした。

(小売店も河口に対しスジが付いた値段が1万円高い薄いシャルトルブルーロジウム仕様として第二の精進【不良在庫】を避けるため、オーダー分しか取り寄せないお店もあるとか・・・?さて、どうなることやら・・・)

万年筆 細字色々 硬さ色々

f:id:assamgt:20160402223944j:plain

こんにちは。

 ふと万年筆のメンテナンスをしていたところ、細字系統の万年筆が(気が付けば6本も)増殖しておりましたので今回ご紹介いたします。

左から、カクノ※1、カスタム74※1、#3776センチュリーブルゴーニュ※2、デラックス漆※1、美巧18K※2、#3776センチュリーブラックダイヤモンド※2です。

※1 パイロット、※2 プラチナ万年筆

f:id:assamgt:20160402223857j:plain

 入っているインクや個体差があるとは思いますがペン先の硬さの順に並べて書いてみました。

 書き味の感想は以下の通りです。(硬さ順に並べてみました。)

①パイロットのカクノ

スチールニブでガチガチの書き味です。ボールペンから万年筆へ入門用の1本にお勧めです。

②パイロットのカスタム74

細字、金ペンのエントリーモデルなのでわざと硬くしていると営業の方に伺いました。ペン先は硬めでカクノの次に硬いタッチです。中字以降の太さのペン先は、比較的軟らかめです。

③プラチナ万年筆の#3776センチュリーブルゴーニュ

やや硬め、ペン先に適度な弾力があり、筆圧がやや強い方から弱い方まで幅広くお勧めの1本です。

④パイロットのデラックス漆

やや軟らかめのペン先です。伝統のあるペン先で、細字なのにやや太めの字幅でフローは良いのに筆記角度によって掠れてしまうことも・・・(漆の肌触りはお勧めです。)

⑤プラチナ万年筆の美巧18K

18Kのペン先で、かなり軟らかい部類です。使い始めの時期は、癖がつきやすいので注意が必要です。字幅はやや細めからデラックス漆よりも太い字幅まで自由自在です。

⑥プラチナ万年筆の#3776センチュリーブラックダイヤモンド

ペン先の弾力があり、ふわふわの書き味です。美巧18Kとはまた違った軟らかさですがペン先の開きが少ないので字幅は一定です。(ペン先の開く美巧と開きが少ないセンチュリーという感覚です。)

 

以上、個体差もあるかと思いますが、私が感じた筆記感想です。

 

 

 初めての万年筆は、エントリーモデルのカクノがおすすめです。

 

 細字は、初めての金ペンにお勧めです。(硬めなのは細字までです。中字以降はペン先が比較的軟らかめなのでご注意下さい。)

 

 筆圧の強弱の受け止めるしっかりとしたペン先で赤い半透明軸をお探しの方にお勧めです。

 

 細身の軸ですが黄銅製でしっかりとした重量があります。漆特有のしっとりとした手触りが特徴的です。

 

 通常の金ペンよりやや硬めになるロジウム処理された細軟字の書き味をお試し下さい。

パイロットの筆圧・筆跡測定を体験してきました

f:id:assamgt:20160320181601j:plain

こんばんは。

 先日、パイロットの筆圧・筆跡測定を体験してきました。

測定の流れについては、初めに測定機器とコードで繋がった万年筆(ロジウム処理されたカスタムヘリテイジのFM字でした)で試し書きを行い、次に本番として測定用紙の枠内に自分の名前を書くという流れです。

(用紙の下に設置されているセンサーで筆圧、筆記速度を計測し、センサーの付いた万年筆で筆記角度とねじれ角度を測定すると思われます。)

筆記後、解析のため、しばし鑑定士さんと万年筆談義を行っていると解析が終了しました。

 

そして、筆圧の測定結果は・・・

f:id:assamgt:20160320181625j:plain

 筆圧の最大値が67gf、最小が25gf・・・

(ひ・低い!低すぎです・・・)

なお、男性平均が150gfで女性の平均筆圧が130gfとのことです。

 

f:id:assamgt:20160320185231j:plain

 測定の結果(筆圧、筆記速度)と文字の大きさ、字の形や文字全体の特徴を踏まえてお勧めのペン先と性格診断結果がでました。

私の性格はZ型、お勧めのペン先はF、SF、SFM、SMとの事で試筆用に準備されていた万年筆(カスタムヘリテイジ912でした)の試筆とエラボーやキャップレスフェルモなどのレアな万年筆を試筆して終了。

(次点でH型との事でやはり、鑑定士さんより細字や軟調ペン先をお勧めされました。)

 

 皆さんも、自分の筆圧や筆記角度を知る絶好のチャンスなのでお近くで筆圧・筆跡測定を開催していたら是非一度は参加していただきたいと思います。

 

 

カスタムヘリテイジ912の F字はカスタム74と比較してやや軟らかめのF字でした。

(私は、FAを狙っております。)

 

 

 軟調ペン先で樹脂製軸のエラボーもお勧めです。

 

 

 重厚な金属軸のエラボーもお勧めです。

(私は、SEFかSFが欲しいです。)

待ちに待った新職場用万年筆(パイロット グランセ【EF】)

f:id:assamgt:20160227225947j:plain

こんばんは。

 オーダーから約1ヶ月・・・

今日は、やっと届いた万年筆をご紹介します。

(調合用にプラチナ万年筆のサニーイエローも同時にオーダーしました。)

f:id:assamgt:20160227230035j:plain

 中身は、パイロット グランセ(ブラック&グリーン)です。

(初の緑色&パイロットEF万年筆です。)

実は、現在職場用に使用しているプラチナ万年筆の美巧18kを使用後にリキャプしようとしたところ、『ガリ』っと首軸に爪でなぞると引っかかるくらいの傷が派手に付いてしまいました・・・(涙)

f:id:assamgt:20160227230943j:plain

 そのため、予備用の嵌合式の万年筆を物色していたところ、パイロットのEFニブは、所有していないことにも気づき『まさに一石二鳥!』と(暴走し)オーダーに至った次第です。

ペン先の状態は、ご覧のとおり細いです。

f:id:assamgt:20160227233318j:plain

 所有しているプラチナ万年筆のEFニブとの筆記比較です。

上段から『プラチナ万年筆旧#3776EFニブ※1』、中段は『プラチナ万年筆#3776センチュリーEF※2』、最後に今回購入した『パイロットグランセEFニブ※1』です。

※1インクは、ペリカンのロイヤルブルー

※2インクは、プラチナ万年筆のオーロラブルー

 

 プラチナ万年筆のEFが『シャリシャリ』とするとグランセのEFは『スルスル』とした書き味です。

この書き味の違いは、ペンの硬さとインクフローによる違いかと思われます。

(グランセは、ペン先が軟らかくインクフローが潤沢なため、スルスルとした書き味ですが、カスタム74のEFは、硬めなのでまた違った書き味かも?)

 

 

 嵌合式のパイロット万年筆です。職場で使用するのにお勧めです。

 

 職場で金色の万年筆に抵抗があるかたはロジウム処理されたグランセNCがお勧めです。

 

プラチナ万年筆のしっかりとした書き味の万年筆をお探しの方へお勧めします。

 

 ロジウム仕様にもUEF、EFの字幅が登場しました。

またインクの調合をしてみました。

f:id:assamgt:20160213214418j:plain

こんばんは。

 今回は、またまたインクの調合をしたのでご紹介します。

f:id:assamgt:20160213214521j:plain

 使用したインクは、お馴染みのプラチナ万年筆ミックスフリーインクです。

上段の配合が、スモークブラック(1):オーロラブルー(4)です。

色味は、やや赤みがかかった深い紺色となりました。

下段の配合は、スモークブラック(5):オーロラブルー(4):フレイムレッド(1)です。

スモークブラックの比率が高いのでほぼ黒色ですが太字の万年筆だと濃淡が出て青紫の色味が出るようにしてみました。

※カッコ内は、配合比率です。

 

調合していて思うのですが、オーロラブルーを使用するとやや紫かかったブルーになります。

 

 

 インクの調合をするならプラチナ万年筆のミックスフリーインクがお勧めです。

 

 調合したインクは、メーカーが同じ透明軸の山中に入れると綺麗です。

  

 最近のお勧め万年筆は、プラチナ万年筆#3776センチュリーのブラックダイヤモンド(細軟)です。

プラチナ万年筆 スリップシール機構の性能は・・・

f:id:assamgt:20160212220333j:plain

こんばんは。

 最近は、お迎えした万年筆の慣らしをしている今日この頃です。

さて、今回はちょっとビックリする画像です。

画像の万年筆はご存知プラチナ万年筆の新旧#3776です。

(上段がシャルトルブルーのEFで、下段が旧品のEFです。)

どちらの万年筆も同じ時期にインクの補充をしましたが、ご覧の通りインクの残量に違いが出ております。

何故気付いたかというとある日、旧#3776で書いた文字が『濃い』と感じたことが挙げられます。

そして、インクの状態を軸を外して確認したところ画像の通りインク量が半分以下になっておりました・・・

f:id:assamgt:20160212222515j:plain

 上の画像が、各万年筆で書いた文字です。

インクは、上段がプラチナ万年筆オーロラブルー、中段が赤軸のペリカンロイヤルブルー、下段が最近入れたブラックダイヤモンドのペリカンロイヤルブルーです。

インクの色がオーロラブルーより濃い色になっております。

 

 う~ん・・・

赤軸の#3776は、シャルトルブルーと同じ極細でインクの消費量が少ないため、インク補充も少なくて済むのでノーマークでした。

今回、同じインクを使用しているブラックダイヤモンドの次に使用したので気付きましたが、このまま気付かずにいたらと思うと設計の古い万年筆ほど定期的なメンテナンスが必要と感じました。

(気付いて良かった・・・)

 

さてさて、皆さんも比較的古い万年筆をお持ちの方は、油断せずに定期的なメンテナンスをしていただきたいと思います。

(スリップシール機構は、凄いと再確認しました。)

 

 

 現在、細軟を使用しておりますが書き味とロジウム処理されたペン先が素敵です。

 

 ブラックダイヤモンドと迷いました。こちらもお勧めです。

 

 スリップ機構も付いていてこのお値段です。初めての万年筆にお勧めです。

 

 インクの出が悪くなったらクリーナーでお掃除するのもお勧めです。

 

新年筆が届きました。(プラチナ万年筆#3776センチュリーブラックダイヤモンドロジウム仕様の細軟)

f:id:assamgt:20160124203803j:plain

こんばんは。

 先日、やっとオーダーした万年筆が届きました。

f:id:assamgt:20160124204217j:plain

 これが待望の『新年筆』、昨年の12月に新たに加わったプラチナ万年筆#3776センチュリーのブラックダイヤモンドロジウム仕様ペン先『細軟』です。

(ラインナップに加わった昨年の12月にオーダーした万年筆がやっと届きました。)

f:id:assamgt:20160124204444j:plain

 この細軟ニブは、いつか購入しようと思っていましたが、同じ軸色の万年筆が増えてしまうので躊躇していました。

昨年、たまたまプラチナ万年筆のHPを見ていたらロジウム仕様のブラックダイヤモンドとシャルトルブルーで超極細から細太(多分極太)まで4種類のペン先が追加されており、細軟のロジウム仕様を早速オーダーしました。

インクは、ペリカンのロイヤルブルーを入れて書いてみましたが、さすが細軟!ペン先が軟らかくふわふわします。

まだまだ馴染むまで時間がかかるかと思いますので最終的な感想は後程しますが、現状で比較的軟らかいパイロット グランセの3号ニブFより軟らかいです。

インクフローは、同じプラチナ万年筆の美巧18kより潤沢で、ふわふわ感は同程度です。

(美巧のインクもロイヤルブルーなので正確な比較ができると思います。 )

 

 

 超極細や極細、細軟、極太が発売されましたので購買意欲が上がります。

  

 ロジウム仕様でないシャルトルブルーにも細軟がありますので、細軟に興味がありましたらお勧めです。

 

 ブルゴーニュにも細軟はあります。ふわふわ感を味わいたい方にお勧めです。