文具好き事務屋ブログ【assamgt’s fountain pen blog】

文具(主に万年筆)と日常の雑記ブログです。

インク調合のつづき

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こんばんは。

 インク調合のつづきです。

昨日は、つけペンで色味を試してみましたが、今回は万年筆に入れて試してみました。

比較のために色彩雫の山葡萄も用意しました。

左が色彩雫山葡萄のインク瓶で右が今回調合したインク瓶です。

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 画像の上段が山葡萄で下段が調合インクです。

山葡萄が赤紫とすると調合したインクは濃い赤紫に見えます。

(渋いワインレッドにしようとしたのですが少々青味が強く紫色になってしまった・・・)

画像では判りづらいのですが濃淡により薄い箇所はスモークピンクに見えます。

次回は、スモークブラックを多めにし、オーロラブルーを少な目にして渋いワインレッドにしたいと思っております。

新年初めてのインク調合

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新年あけましておめでとうございます。

 本年も宜しくお願いいたします。

さて、今年はじめての更新は、新年筆と思い昨年の12月に万年筆をオーダーしましたが間に合わず・・・

代わりにミックスフリーインクも増えてきたのでプラチナ万年筆のセンチュリーブルゴーニュに合う色を調合中です。

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 早速、試作品をつけペンで試してみました。

う~ん・・・似ている色が・・・

色彩雫の山葡萄よりやや赤味が強いインクが出来ました。)

配合は、フレイムレッド(17):スモークブラック(2):オーロラブルー(1)です。

※カッコ内は、配合比率です。

まだ、万年筆に入れていないので濃淡がどのようになるのかちょっと楽しみです。

 

 ワインレッドの透明軸にワインレッドのインクを入れようと画策しています。

 

ワインレッドのベース色に使用しています。 

 

 スモークブラック最安値です。

ゆく年くる年(今年購入した万年筆)

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こんばんは。

 今年も残りわずかとなりました。

それでは、今年購入した万年筆をご紹介します。

画像の上から

・ラミー アルスター スチールペン【EF】

 (ペンドクター川口先生お墨付きのペン先で、硬めですが書き味極上です。)

・パイロット カスタム74 14K【F】

 (14Kペンの中で一番硬めのペン先です。)

・パイロット カスタムヘリテイジ91 14K【M】

 (初めての中字です。筆記角度に気を付ければヌラヌラ書けます。)

・プラチナ万年筆 デスクペン 14K【F】

 (サラサラ書けてEF並みの字幅。未調整ですが書き味良好な当たりペン先。)

・パイロット デラックス漆 14K【F】

 (漆特有のシットリとした肌触り。Fなのに太目の字幅で、カスタム74より軟らかめのペン先。)

・プラチナ万年筆 美巧 18K【F】

 (初の18Kペン先で軟らかくしなりがあり、初めは戸惑いました。EFに近い字幅。)

・プラチナ万年筆 旧#3776 14K【EF】

 (センチュリーEFと比較してやや硬めな書き味。ペン先の色味もやや赤みがかかっているので金以外の金属配合が違うのかも?)

以上、7本です。(職場用グランセNCがお嫁に行き代わりに美巧が加わりました。)

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昨年は、4本だったので格段に増えております。。。

さてさて、来年はこれ以上増えないことを祈りつつ・・・

(と、云いつつまた増えるんだろうなぁ・・・)

 では、皆さま、良いお年をお迎えください。

 

 

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趣味の文具箱の36号も購入したので来年は、混色三昧かな・・・?

 

ミックスフリーインクでピーコックグリーンを作成しました。

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こんばんは。

 現在、職場用に使用している美巧18Kには、無難なペリカンのロイヤルブルーを入れて使っておりますが、自宅用のプラチナ万年筆センチュリー ブルゴーニュには、趣味性の強いパイロット色彩雫の孔雀を入れております。

今回、自宅用のプラチナ万年筆のセンチュリー シャルトルブルーに入っているオーロラブルーは、ミックスフリーインクだったことをふと思い出し、同じくミクスフリーのリーフグリーンを購入してブルゴーニュ用オリジナル孔雀を作成してみました。

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 画像上段が色彩雫の孔雀、下段が今回作成した孔雀色です。

両者を比較するとパイロットの孔雀は澄んだ青味が強いピーコックブルーで、私がミックスフリーで作成した孔雀はややくすんだピーコックグリーンとなりました。

今回、使用したブルーがオーロラブルーだったので少々くすんでしまいましたが、ミックスフリーインクなのでリスクはほぼ無しで安心です。

(くすんだ原因は、オーロラブルーに赤色の成分が入っており、緑色と混色されてわずかに茶色の成分となってしまったためと推測されます。)

澄んだ孔雀色を作成したい場合は、赤みが入っていないアクアブルーを煮詰めればよいと感じました。

 

追記

 プラチナ万年筆のセンチュリーブラックダイヤモンドとシャルトルブルーのロジウムに待望のペン先、超極細・極細・細軟・極太(HPでは細太となっておりますが極太と思われます。)がコッソリと追加されました。

センチュリーロジウムの購入を検討されている方は、選択肢が広まりました。

 

 ロジウム仕様にも超極細や極細、細軟、極太が発売されましたので迷います。

 

ワインレッドの透明軸です。落ち着いた色なので職場用にもお勧めです。 

 

インク薄め液と空ボトル、スポイト2個のセット です。

今回使用したプラチナ万年筆のミックスフリーインクです。

プラチナ万年筆#3776センチュリーの旧型を発見

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こんにちは。

 先日、某文具店を訪れた際にプラチナ万年筆#3776センチュリーの陳列棚に違和感を感じ、じっくりと見てみると現行品と共に旧型の#3776センチュリーが数本あるではありませんか!(前回、来店した時は無かったのでどこから出てきたかは謎です。。。)

その中の1本#3776センチュリー(極細)を購入してきました。

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 現行#センチュリーのシャルトルブルーとの比較です。

外観上の一番の違いは、キャップリングの数が旧型では、1つで現行型が2つということです、刻印された文字の字体も違います。

その他の外観上の違いとして旧センチュリーの方が数ミリ短く、軸はパイロットのカスタム74のような直線で細身ということが挙げられます。

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 肝心なペン先の大きさは、新旧ともに同じ大きさですが金以外の配合の違いかやや赤みを伴う14金です。

画像だと見えづらいのですが刻印は『P』より下には違いがあり、字幅の刻印が現行型では『EF』、旧型では『極細』となっております。

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 裏返しした状態です。

ペン芯も新旧では違いがあり、新開発されたことが伺えます。

首軸も画像のとおりかなりの違いがあります。旧型首軸の先端には金属リングがついておりますが、現行型には無く、代わりに胴軸の接合部に金属のリングが付いております。

カートリッジ・コンバーターの接合部分も違いがみられ、旧型では接合部分が丸見え状態で現行型はシルバーの鞘の中に1cm程収まる形となります。

その他の違いは、ネジ山の数が新型では、多くなっていることでしょうか。

 

書き味についてはまた後程・・・

 

 

青ラーにお勧めのシャルトルブルー字幅はEF~Bまでです。

 落ち着いたブルゴーニュも字幅がEFからBまであるのでお勧めです。

 ロジウム処理されたブラック透明軸です字幅がF~Bまでです。

ブルーインク色々(Pekikan Edelstein Sapphire ink and more)

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こんばんは。

 気が付くとブルー系統のインクが増え続けている今日この頃・・・

またもやブルー系統のインクを購入してしまいました。

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 ペリカンのエーデルシュタイン【サファイア】です。

2,000円以上のインクです。

(実は、ペリカンのエーデルシュタイン【アメジスト】を購入しようとして欠品だったので代わりにサファイアをオーダーしました。)

ブルー系統のインクが増えてきたので今回、比較をしてみました。

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 上からペリカンのエーデルシュタイン【サファイア】、ペリカンのロイヤルブルー、プラチナ万年筆のオーロラブルー、パイロットの色彩雫朝顔】です。

使用しているペンは、上からパイロットのデラックス漆【F】、パイロットのグランセNC【F】、ラミーのアルスター【EF】、パイロットのカスタム74【F】で、用紙はツバメノートです。

 先ずサファイアを万年筆に入れ試筆・・・書き始めは、ほぼ紫(色彩雫紫式部くらい)あらら・・・ちょっと・・・(ビンに入っていたインクの色は深いブルーなのに・・・)と思っておりましたら徐々に青くなり、画像の色味で落ち着きました。(やや紫かかった青色です。)

次にペリカンのロイヤルブルーは、微かに紫かかった青色で以前、ペンドクターに相談した時にペンへのダメージが少ないお勧めのブルーとのことで購入した物です。

続いてプラチナ万年筆のオーロラブルーは、深いブルーで色味は濃いサファイアと思っていただければ良いかな?画像では判りづらいのですがレッドフラッシュします。(ちょっと煮詰まっているかもしれません。)

最後に色彩雫朝顔は、インクフローが良いペンだと鮮やかで濃いブルーでややインクフローの渋いカスタム74で書くと画像の淡い青みが強い青紫となります。

 

 

 上品なブルーをお探しの方にお勧めです。

 

 定番のブルー、ペンにも優しいお勧めのブルーです。

 

 ミックスフリーで深みのあるブルーをお探しの方にお勧めです。

 

 鮮やかな青色で濃淡を楽しみたい方にお勧めです。

次期主力手帳到着(ほぼ日手帳2016)

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こんばんは。

 毎年、この時期になると手帳難民になりますが、今回はあまり悩まなかったような・・・

そして、注文していた『ほぼ日手帳2016』が届きました。

外箱は、このような状態です。

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  中身は、自宅用にとほぼ日HPで気になっていたオリジナルのカバー『カンガ』です。

(仕事用では、ちょっと使いづらい色調ですが、自宅用なのでOKです。)

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 箱から出した状態です。

(手帳の下に見えるピンクの冊子は、販促用の商品紹介が掲載されています。)

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 手帳カバーにカバー・オン・カバーをセットした状態です。

(バタフライストッパーには、パイロットカクノをセットしました。)

手帳カバーの質感はちょっと・・・ですが、このエスニックなプリントにやられました。

カバー本体の色調も想像通り落ち着いたイエローとなっており満足しております。

 

 

さてさて、職場用はどうしようとまだまだ手帳難民はつづきます・・・