細字色々(使用感などの私見)
こんばんは。
まだまだ、気温が高くインクに厳しい今日この頃。。。
今回は、メーカーやペンの材質による違いがあるか試し書きしてみました。
上からカクノ、グランセNC、カスタム74(パイロット)とセンチュリー(プラチナ万年筆)のいずれも細字です。
インクは、上からパイロットのちょっと煮詰まった色彩雫の秋桜、プラチナ万年筆のオーロラブルー、パイロット色彩雫の山葡萄と孔雀です。
まず2014年にグッドデザイン賞を受賞したスチールペンのカクノです。書き味は固く筆圧をかけないと平板な文字となります。嵌合式(キャップをパチンと嵌める方式)で比較的安価なので初めての万年筆や職場用の万年筆にお勧めです。
対してグランセNCは、ロジウム処理された金ペン(14K3号)のしなやかな書き味で筆圧をかければ表情豊かな文字となり、嵌合式であることから職場でも使える優れものです。
続いてカスタム74は、ネジ式の金ペン(14K5号)というオーソドックスな万年筆の形状で書き味はやや硬め、筆圧が高い方や初めての万年筆にお勧めです。
最後にプラチナ万年筆の3776センチュリー、こちらもネジ式の金ペン(14K)です。書き味は、この4種の中で一番軟かです。(ペン先のサイズが大きいのでそれが関係していると思われます。)センチュリーシリーズは、透明素材を使用したブルゴーニュやシャルトルブルー、ブラックダイヤモンドがあり、どの軸色を購入しようかと迷いますが、この万年筆もネジ式なので職場で使うのには不便なので自宅でゆっくりと書き物をする時にお勧めです。
以上、私の所有する細字万年筆の使用感や私見ですが、経験の浅い私でも感じるほど試筆の際に同じメーカーや字幅でも若干書き味が違い悩ましいところです。
今日使用した用紙は、コクヨのcampusノートでした。
インクについては、国産のパイロットとプラチナ万年筆、海外製のラミー(ブラック)とペリカン(ロイヤルブルー)を使用したことがありますが、パイロットインクはサラサラとしていてやや粘度があるプラチナインクペリカンインクは、国産インクと比べると粘度が高めと感じます。(字幅をもうちょっと絞りたい時は、粘度高めのインクを使用すると 良いかも・・・?)
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